ディズニーファンタジーに乗るなら絶対に外せないレストラン、「REMY」での夕食。 乗船の何週間も前から予約をし、楽しみにしていたイベントです♡
REMYは、映画の「ラタトゥイユ」(邦題は「レミーのおいしいレストラン」)をモチーフにした、ディズニークルーズライン最高級のレストランです。 12階にあり、子供はNGとなっています。
メインシェフは、フレンチ担当のAmaud Lallementというミシュラン二つ星シェフと、アメリカン担当のScott Hunnel氏の2名。 メニューもフレンチとアメリカンの2種類のプリフィクスメニューが用意されていて、基本は一人99ドルだったかな。
席に案内されると、まずアペリティフを作ってくれます♪
ちょうど夕暮れ時。 子供の居ない静かな空間で、丁寧なサービスでおいしいものを頂ける幸せ♡
私はお酒がまったく飲めないので、ノンアルコールのカクテルを作ってもらいました。 これはラズベリーピューレ、ジャスミンティー、パッションフルーツのカクテル。 さっぱりした甘みのカクテルでおいしい~!! お酒が入ってなくても、雰囲気だけで酔ってしまいそう・・・
最初にでてくるスープ! 2センチくらいの小さい揚げ物なのですが、この中にまだ温かい、トマトベースのスープが入っています。
使われている食器。 カトラリーはフランス王室御用達のクリストフル。 お皿は特注のプレートで、レストランのロゴがデザインされています。
よく見ると、映画のキャラクター、ねずみのレミーでした! 笑っているのが可愛い♡
(↓)ラタトゥイユ。 野菜の食感がちゃんと残っていて、素材の味がしっかり出ていてとてもおいしかった。 上に乗っているのは、甘くないオリーブオイルのアイスクリーム。
(↓)カレー風味の貝柱とアーティチョークのピューレ。 表面はかりっとした食感で、味はほのかなカレー味。 周りのピューレはクリーミーで、野菜の甘みが活かされていて、もう完璧!
(↓)スズキ(Sea bass)、貝風味の泡、ハイビスカスで味付けをしたビーツの根・・・読んだだけでは想像もできないお料理ですが、食材の全ての味がしっかり出ているのに味は全くくどくなく調和している感じ。 火の通し加減も、量のバランスも、文句無し! ![photo:09]()

(↓)北大西洋産カレイ(Halibut)、貝とシトラスのソース、オイスタールート。
使われている泡は、先ほどのお料理とはまた別の味。 ハリバットはスズキよりサッパリしたクセのない白身でした。 最後の“Oyster Root"...貝なのか植物なのかわからないと思っていたら、「紫おもと」というれっきとした植物でした。 ツユクサ系の根菜で、漢方の生薬としても利用されている植物のようです。 ごぼうほど強くないけど個性の強い根菜という感じの味。

メインのお肉料理。 私は別メニューから、豪州Wagyu Beefの黒トリュフソースを選んでみました。 これはコースとは別に追加料金がかかるのですが、十分価値がある一品でした。
スライスしたばかりの黒トリュフがどっさり!
これはダンナが頼んだ前菜、キャビアを使ったお料理。 自分が食べた料理じゃないので、殆ど覚えてない・・・ごめんなさい。
これも魚系のお料理だったけど、写真を撮っただけなのでなんだったのか忘れてしまいました。 ムール貝が上に乗ってます。
ウズラのグリル(↓) 大きさが伝わりにくいと思うのですが、このお肉、長さが5センチくらいの超ミニサイズで思わず笑ってしまいました。 ウズラって小さいのね!
よく見ると、ウズラ卵も使ってある!
これもダンナが頼んでた、野生のエルクのステーキ。 ジビエって固くてクセがある味だと思ってましたが、びっくりするほど柔らかくてまろやかな味のお肉でした。
食後のチーズ!
5~6種類を一口サイズでお皿に盛りつけてくれます。 強い味とマイルドな味のどちらが好きかを聞かれ、後はチーズソムリエの方が選んで切り分けてくれます。
上から時計回りに食べるのがおすすめだと、順番までアドバイスしてくれます。 ハニーコーンと合うもの、ドライフルーツと合うものは、それも添えてくれます。
特に好きだったクリーミーなソフトチーズは、覚えようと何度も聞き直していたら、紙に名前を書いてくれました。一つはヴァランセ(Valencay)。 表面に灰がまぶしてあって、濃厚でクリーミーなゴートチーズ。 もう一つは デリスドゥブルゴーニュ(Delice de Bourgogne)。 バターみたいな食感で、蜂蜜を付けて食べるとチーズケーキの様!
(↓)デザートのプラリネチョコムース。 金箔まで使ってある! ムースに穴を開けてソースを入れているという、もう芸術品のようなデザートでした。

(↓)これもダンナが頼んだデザートで、名前等は覚えていないのですが、絵画の様な綺麗なデザートでしょ!?
デザートの後に、追加で出てくるスイーツ! カルネとイチゴのマシュマロ。
まだあります! ヌガー、クッキー、チョコレート、キャンディー!!
もう十分にスイーツも頂いてるので子供に持ち帰ろうか・・・と二人で話しながら、結局キャンディー以外は全部食べてしまいました! おいしくて、子供に食べさせるのがもったいなかったのです(笑)
最後に、給仕の方が「奥さまだけ目を閉じてください。」と言うのでその通り従うと、目を開けるとダンナが赤いバラを渡してくれました。 この演出はどうなのか!?とは思ったけど、お花はこの後クルーズ最終日まで綺麗に咲いていてくれたので嬉しかったな。小箱の中身は、、、、
4つの小さなチョコレートが入っていました。 これはさすがにもう食べられなかったので、ちゃんとお土産に持って帰りました。
もう最初から最後まで最高のディナーでした♡♡♡
一つマイナスだったのは、ここで食事をした後は船内のどこで食事を頂いても以前の様においしいと思えなくなってしまうこと。 予約するなら最後の洋上日がおすすめです。