旅行7日目の朝。
セドナでの宿、Amara Resortを朝早くチェックアウト。 Amaraのワッフルが美味しいらしく、ぜひ食べてみたかったのですが、この日は駆け足でラスベガスに戻らなければならないので、朝食はホテル外で簡単に済ませることにしました。
Amaraは犬同伴OKのホテル。
入り口にイヌ用の水飲み場が用意してあって可愛かった❤︎
ヒト用にはモーニング・コーヒーのサービスがありましたよ❤︎
私たちはダウンタウンのスタバで、軽くコーヒーとペストリーで朝ごはん。 暖かければ、アウトドア席から山を眺めながらのコーヒーも良さそうです。
春のプロモーションなのかな? パステルカラーのカップが可愛かった❤︎
この日は午後3時半にレンタカーを返却しなければなりません。 気は焦りますが、折角セドナまで来たので、ヴォルテックス(地球のエネルギーが渦状に放出されているとされるポイント)には絶対に行っておきたい!
セドナには4大ヴォルテックス、Boynton Canyon Vortex、Airport Vortex, Bell Rock Vortex, Cathedoral Rock Vortexがあり、その中で一番手軽に短時間で登れると教えてもらった、エアポート・メサへのトレイルに行ってみることにしました。
車でAirport Roadを登っていくと、左側に車が5台くらいしか止められそうにない、小さな駐車スペースがあります。 ここからだと近かったのでしょうが、私たちは更に上にある広い駐車場に車を止めたので、思ったより時間がかかってしまいました。
(↓)駐車場の端にある、このサインのところからトレイルへ。
フェンスに付いているドアを開け、先に進みます。 道はゴツゴツしていて、子供にはちょっと歩きにくかったようです。 4歳の息子は、わざと落ちている木の実を踏みながら歩いていて、岩で滑って足をひねってしまいました。
![{863CE441-8FE1-4CB9-BB6D-E156CE1D5753}]()
途中、可愛いサボテンが群生していました。
低木に咲く、可憐な白い花。
トレイルのすぐ下には車道があり、その向こうにはセドナの山々が。
20分〜30分ほど歩いていると、、、
急に開けた場所に出てきました。
![{146EB1D9-7C3A-4346-8504-8AD99CE8EB6A}]()
道案内に従い、山頂へと続くSummit Trailの方へ。
山頂付近にあった、幹の捩れた木。 地面から渦巻き状のエネルギーが放出されているため、捩れてしまうのだそうです。
![{03589BD3-8FA6-4D59-AC66-D366219F2FE0}]()
岩山のてっぺんに登るところだけ、少し急になっています。
![{328E2A28-3D58-4653-B9EF-91B1446F8AEB}]()
(↓)そして、ここが山頂!
山というより、大きな岩の上という感じです。
360度、セドナの景色を見渡せる絶景スポット!
子供達は持ってきたスタバの空容器に小石を集めるのに夢中! しばらく岩の上で写真を撮ったり、寝そべって瞑想してみたり・・・30分くらいここで過ごしました。
駐車場から1時間以内に行って帰れると聞いていたけど、私たちは1時間半くらいかかってしまいました。 残り3つのヴォルテックスにも行ってみたかったな〜!
後ろ髪をひかれる思いで駐車場に戻り、ラスベガスへと向かいます。
セドナからラスベガスまで一気に行くと約4時間半かかります。 セドナから2時間ほど走った地点、国道40号線沿いにあるセリグマン(Seligman)という町は、映画「カーズ」に出てくるラジエータース・プリングスという架空の町のモデルになった場所。 途中なので、寄ってみることにしました。
カーズのシナリオのごとく、今は寂れた印象が拭えないセリグマン。
短いメインストリート沿いに、ガソリンスタンドやギフトショップが数件並んでいます。
最初に入ったギフトショップ、
RoadRunner(↓)
ハーレー乗りっぽいオーナーの方が、路面に残るルート66サインの場所を丁寧に教えてくれました。 メインストリートを通り抜け、左手に小さな飛行場のサインが見えたら、そのすぐ先の上下線の道路にあるそうです。
RoadRunnerのお店の中。 他にもTシャツやおもちゃなど、お土産の品揃えが豊富でした。
しかし、何と言ってもセリグマンで有名なのは、こちらの
エンジェルさんのお店!
エンジェル・デルガディーロさんは、1947年からこの地で床屋兼ギフトショップを営んでいる人物で、御歳90歳! ルート66の保全を唱えた人物で、彼の経営するギフトショップには、ルート66ファンが後を経ちません。
【*ルート66は1926年に開通した、シカゴからサンタモニカを結ぶ全長3,755kmの大陸横断道路。 後に、先ほど通ってきた40号線がそうであるように、より便利な州間高速道路が開通したことによりRt.66の利用者は激減し、1985年に正式に廃線となってしまいました。】
エンジェルさんのお店の中には、世界中から訪れた観光客の名前入りのお札や名刺が所狭しと貼られています。 日本の方の名刺も沢山ありましたよ。
丁度息子の髪が伸びすぎて気になっていたので、エンジェルさんに切ってもらうことにしました! 料金前払い30ドル+チップが必要です。
ものすご〜く明るくて、冗談好きで、素敵な方でした! 髪型は「Boy's ShortとBoy's Long、どちらにしますか?」と、2択のようです。 とても大きな手が印象的で、この御歳で震えもなく、慣れた手つきでバリカンで大まかな形を整え、ハサミで細かく仕上げてくださいました。 最後は水で濡らした手でスタイリングして、完成! フィフティーズっぽくて、可愛く仕上がりました❤︎
(↓)とても年季の入った椅子。 木の板は、ブースターチェアの代用品です。
なんだか良い気が漂う、特別な場所でした。 志を貫く人にはオーラがありますね。 エンジェルおじさん、とても素敵でした。 ルート66にはあまり興味がなかったけど、立ち寄ってみて良かったと感じました。
この後、RoadRunnerのおじさんに教えてもらったルート66のサインを見つけ、記念撮影。 現役で使用されている道路なので、車が上下線共いない時にささっと撮影しましたよ。
この地点から折り返し、40号線へと戻ります。
途中、再び通り過ぎたセリグマンの町で、カーズのキャラクターと思わしき車をカメラに収めました。
↓こちらは、パトカーのシェリフ
↓ レッカー車の、メーター
カーズ好きの方、ルート66に興味がある方にとっては、聖地のような町なのでしょうね。
思った以上にセリグマンで時間を費やしてしまい、ラスベガスへの到着が予定より1時間近く遅れてしまいました。 ガソリンを満タンにする時間もなく急いでレンタカーを返却したのですが、特にペナルティーは取られませんでした。
再び、Treasure Islandにチェックイン。 ちょっと早めですが、ディナー・ビュッフェが始まっている時間なので、以前行って良かったシーザーズパレス内、
Bacchanalに向かいました。
(リンク先は音が出るので注意!)
ビュッフェの内容には今回も大満足! ラインアップはあまり前回と変わらなかったので、
以前書いた記事をリンクさせておきますね。
夜は、ホテル内にある専用の劇場で、シルク・ド・ソレイユのミスティアを観ました。 7歳と4歳の子供達も一緒です。
ミスティアは、現代風にアレンジされたサーカスという印象。 個人的には、期待の方が上回ってしまっていたような気がします。 パフォーマーの身体能力には勿論驚いたり感動もしましたが、もっとストーリーがあったり、空想の世界にいざなってくれるようなショーが観たかったな。 今度機会があったら、「O」か「Ka」を観に行きたいと思います!
最後に登場したでんでん虫の意味が、イマイチ理解できませんでした。
明日は午後の便でデトロイトに戻る予定です。
今回の長文旅行記は、明日が最後の記事になります。