チェンナイに引越してきて、早いものでもう2ヶ月半。 到着後1週間以内に引越先のお家を決めたというのに、外国人登録や銀行口座の開設、船便の通関処理、家の修理などに信じられないほど長い時間がかかり、未だにホテル暮らしが続いています。
雑然とした狭いホテルの部屋に居ると気分が滅入るので、週末は気分転換にランチに出かけるようにしています。 最近はチェンナイにもおしゃれなお店も増えてきたと聞くけど、清潔で雰囲気が素敵なカフェやレストランはないかと一所懸命探して行ってみると(やっぱりインド・・)とガッカリすることも良くあります。
そんな中、お友達に教えてもらった
Flower Power Tea Roomというお店は、びっくりするほどインド色ゼロ! 英国人の夫に「イギリスにいるみたいだ。」と言わしめるほど、インドに居ることをしばし忘れさせてくれる素敵なお店でした。
エリオットビーチが目の前の好立地! インド式ビーチを散策したあと、ここでハイティーを楽しんでインドの頭をリセットする、なんて使い方ができそうです。
入り口を入ってすぐのカウンターに、可愛い柄の食器やスコーンやケーキ等のスイーツが並んでいて、いきなりテンション上がります!
小さなお店ですが、とっても素敵な雰囲気! アコースティクギターのBGMにも癒されます。このお店の経営者は、イギリスからの帰国子女同士のインド人カップル。 とてもきれいなイギリス英語を話す、モデルの様な美男美女でした。
赤い電話ボックスのドアはお手洗い。これはオーナー夫人のアイデアで、右上の天井は彼女のお母さまがアレンジしたのだそう。 趣味が良いわ〜❤︎
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引越したら新しい食器棚を買おうと思って探していたのですが、このお店で見かけたチャイナ・キャビネットに一目惚れ! 思わず購入先を訪ねてみたら、「注文すれば同じものを作ってもらえるはずよ。」と快く教えてくださいました。 オーダーメイドの家具屋さんで購入されたそうで、これは百年前のアンティークキャビネットを補強・修理して作り直したものなのだそうです。 早速、注文してみよう❤︎
アフタヌーンティーは前日までのオーダーのみ、とメニューに書いてあったのですが、聞いてみたらすぐに用意できるというので娘と一緒にこちら(↓)をオーダーしてみました。 High Tea for Twoは、950ルピー、約1600円。 お値段もリーズナブルです。
上の段にはミニカップケーキが4つ。
ラブリー❤︎
スコーンは、レーズンとプレーンが2つずつ。 自家製のクロテッド・クリームと、小瓶に入ったジャムも一緒に持ってきてくれるので、それをつけていただきます。 スコーンも自家製で、わざわざイギリスから輸入した小麦粉を使っているそうです。道理で美味しいはずだわ!
サンドイッチは、卵、トマト、ブランストン・ピクルス&チーズ、きゅうり、ツナ、チキンの6種類。 ピクルスのサンドイッチは私の好みの味じゃなかったけど、あとはどれも美味しかった! 一番好きな卵サンドは子供達に取られてしまい、一口しか食べられなかったワ。
(↓)こちらがブランソン・ピクルス&チーズ。 イギリスのアフタヌーンティーでは定番の具材なのだそうです。 ピクルスをお好みソースで和えたような、ちょっと酸味の強い癖のある味です。
(↓)チキンとマッシュルームのパイ、495ルピー(約840円)
付け合わせのグリンピースとマッシュポテトも美味しかった!
この日は子連れで行ってしまったので、素敵なティーカップやグラスを割るんじゃないかとソワソワしっぱなしでした。 今度は子供抜きで、お友達と一緒に行ってくつろぎたいわ〜。
美人オーナーのお母さんがティールームの近くでお花屋さんを経営されていると教えてもらったので、帰りに立ち寄ってみました。 こちらも期待通り、おしゃれな雰囲気のお店でした。
小さな鉢植えや鉢カバーなど、品数は少ないけどセンスの良いものが置いてありました。一軒家に引越したら買いに来たいな。
ブーケは、大きめの方が1150ルピー、約2000円。 使ってあるお花を考えたら、結構お値段高めだわ。
小さめの方は850ルピー。 自宅用にはもったいないけど、送別会やお誕生日に贈るお花なら、このお店で買っても良いかも。
インド疲れが少し癒された週末でした。