ある朝、バスルームに足を踏み入れると、足に何か冷たいものが!?
下を見ると、あれ? 水たまり?
昨夜はなかったのに、なんで??
よくよく見てみると、石材の隙間から染み出ているようです。
ここにも! 別の壁と床の間からも水が滲み出ています。
バスルームの外側を確認して見ると、部屋の内側の壁にも大きな水染みが!
隣の部屋の壁にまでシミは広がっていました。
更に床材の下にも水が浸みていて、これは壁の中か床下の配管からの水漏れ確定だな。 大規模で長期間にわたる修理が必要になりそうな予感がして、朝から絶望的な気分になったわ。
朝電話をして、メインテナンス担当者がやってきたのは午後1時。 この日は状態を見て写真を撮っただけで帰ってしまいました。 翌日から4日間、配管に圧力計を取り付けて水漏れの場所を特定する作業をしていたようですが、結局圧力計では水漏れ箇所は特定できなかったとのこと。
5日目の今日、配管のつなぎ目の防水テープを巻き直したからもう使っても大丈夫だと、唐突な終了宣言。 「直ったの? どこから水が漏れてたの?」と聞くと、「結局わからなかったから、配管の継ぎ目の防水テープを巻き直した。」とのこと。 はいっ!?? どこの継ぎ目? 根拠は??
見に行くと、トイレシャワーの取り付け部分の石が削られ、青い保護テープが付いたままの新しい金具が見えます。 「このシャワーは一度も使ったことがないのに、なぜここ? 壁から遠いし、ここじゃないと思う。壁や床への浸水はどう説明するの?」と色々聞いたけど、圧力計が示す通り配管に問題はない、の一点張りで会話が成立しません。 こういうインド人との不毛な禅問答、一番消耗するワ。 英語は通じているのに考え方が通じず、言い訳なのかパニクっているのか、非論理的な言葉の羅列で相手を論破しようとする戦術なのか。 問題がディープな時ほど禅問答チックになりがちなので、きっとこれは先が長いに違いないと、嫌な予感に頭がクラクラしてきました。
いや〜、それにしても、石の壁の穴を広げておいて、金具で隠しきれなくても平気で取り付け終了にしちゃうのね。 自分の家じゃないからもういいけど、、、疲れる。
水漏れが発覚した翌日に、別のバスルームの洗面台の水がチョロチョロと止まらなくなりプラマーさんを呼んでいたのですが、この方も突然4日後になんの前触れもなくやってきました。1時間ほどで直ったよ〜と帰っていったのですが、その直後、洗面台の反対側に当たる階段の壁に、大きな水のしみができているのを発見! さっきまでは何もなかったから、洗面台の修理が原因なのは間違いなさそう。 もう、どうするのよ、これ・・・。
最近トラブル続きだとドライバーさんに愚痴っていたら、魔除けを買うよう勧められました。 学校帰りに立ち寄ってもらったお店で、玄関先に吊るす魔除けの飾り、アロエ、ホーリーバジルの鉢植えの3点セットを購入。 彼曰く、嫌なことが続くのは、家の周りの人からの嫉妬や恨みが原因だからそれを撥ね付けるものを置くと良いのだそう。
魔除けの飾りは、ロープの部分が髪の毛っぽくて、持つのがちょっと怖い。 ハーブ系の木の枝、水晶、貝殻が付いています。 100ルピーくらい。
(↓)これがホーリーバジル、Tulsi。 風邪をひいたり体調の悪い時に、葉っぱを5枚くらい食べると良いとのこと。 葉っぱを揉むと、とっても良い香りがします。
アロエはこんなに小さいけど、成長が早いので小さいくらいで丁度良いらしい。 ホーリーバジルとアロエは、家の外を行き交う人の目に入る所に、向かい合わせて置くのだそう。
1ヶ月後には効果がわかるらしい。
眉唾だけど、ちょっと期待している自分が居ます。
もはや超常現象に等しいインド人とのコミュニケーショントラブルには、こういうもので対抗するのが正解な気がします。