今回の旅行で一番見たかったのは、アーミッシュの人たちの生活風景。
ダンナが、アーミッシュの農場を探して来てくれたので、行ってみる事にしました。
牧場で乳搾りをして、チーズを作り、夜はろうそくを灯し・・・という感じの事をアーミッシュの方がガイドしてくれるツアーを想像していたのですが、想像と大分違うツアーになってしまいました。 まったく違う意味で楽しめましたが!
行ったのは、こんな農場。 かなり裕福なアーミッシュのコミューンという印象でした。
エネルギーをかなり使いそうですが、天然ガスを利用しているそう。 なぜ電気はNGで天然ガスならOKなのか、不思議です。
入り口を入り、受付に入場料を支払いに行ったダンナが、おおきなプラスチック製のバケツを持って帰って来ました。 ケトルポップコーンが有名だと聞いていたので、きっとポップコーンを貰って来たに違いないと思ったら、なんと動物の飼料でした。
「農場」という言葉で想像する動物をはるかに超えた、多種多様な草食動物がワラワラと寄って来ます。
ラマ、ホルスタイン、ヤギ、水牛、バッファロー、ダチョウ・・・くらいは分かるけど、もっとアフリカ系の牛も居ました。 そんな中をバギーで廻る強者向けツアーもあるようですが、私たちは自家用車で十分ドキドキ感を味わいました。
最初にエサをあげたこの牛は、窓が閉まる速度より早く鼻を社内につっこんできた!
柔らかそうな口元が窓枠を超えてコチラ側にあるので、強制的に閉めるわけにも行かず、ヨダレが無制限に社内に流れ込む。 素手でエサを与える勇気はないので、この後お互い5秒くらい変な空気になりました。 この写真は、近寄って来たので窓を上げようと思っていた時のものです。
最初に牛の洗礼を受けてしまいダンナに大笑いされた私は、この後二度と窓をあけることなく、写真係に専念しました。
ダチョウに、、、
ロバ、シマウマ、、、、
(↓)この辺はもう分からない・・・
後でもらったパンフレットを見ると、スコティッシュ・ハイランド・キャトルというらしい。
ワツシという名前のアフリカの牛。 大きな角の中を血液が流れるときに熱が放出されて体温を下げる役割があるそうです。 最後、ワツシの群れに囲まれてしまい、角がゴツゴツと車体にあたるのが怖かった。 ちょっとした「クジョー」体験(’83年の米映画)。
ホルスタインも、こういう状態で出会うとちょっと怖い。
前を行くバギーの人たちはとっても楽しそう♪
キリンも居ました。 最後の方に。
知ってたらエサを残しておいたのに、残念! デトロイト動物園では、チケットをもらって行列に長時間ならんだ上、最後に葉っぱを2~3枚あげただけで「はい次の人~」という感じだったのに、ここではゆっくりキリンを観察できます。
全然想像もしていなかったサファリツアーが終わり、メインビルディングに帰って来ました。
ここでは、アーミッシュの女性がクッキーを焼いてくれていて、ちょこっと休憩できました。 ちょうどパンが焼けたところだというので、一斤買って帰ることにしました。 たしか、2ドル50セントでした。
この建物には秋から冬の時期に女性達が集まり、ジャム作りやキルトの作成に取り組むのだそうです。

ファーム見学はこれで終了! 3時から乳搾りがあると教えてもらったのですが、今回は断念。
ファーム内には食事が出来る場所が無いとのことだったので、ここで教えて貰ったお店でランチを頂く事にしました。
もし行ってみたいと思われる方が居たら、御参考に・・・
The Farm at Walnut Creek
4147 CR 114
Sugarcreek, OH 44681
意外と楽しかったのですが、もし「次回」があれば、今度はもっとアーミッシュの生活様式がわかるツアーを自分で探そうと誓いました。