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Channel: ★チェンナイ駐在記★
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ザンビア旅行1日目【移動とホテル】

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娯楽のないチェンナイ生活の中で、駐在員家族の一番の楽しみは何と言ってもインド国外への旅行!   子供達が通うインターナショナルスクールも、長期連休前後1週間はあちこちで旅行の話で盛り上がり、楽しげな雰囲気に包まれます。 チェンナイからの旅行先は、バンコク、クアラルンプール、シンガポールといった東南アジアの都市や、ユニオン島やモルジブなどの南国リゾート系、ドバイやオマーンなど中東系の国がポピュラー。 本帰国までにアフリカ!と言う声も良く聞きます。  
 
先月のディワリ休暇を利用して、私たちはザンビアに行ってきました。 我が家にとってアフリカ初上陸です! ザンビアへの旅の目的はビクトリアの滝と野生動物ウォッチング。 結果的には滞在中にどちらも十二分に堪能でき、アフリカへの興味が一気に増した、とても素敵な良い旅ができました!  沢山の写真と共に、旅行記を残しておきたいと思います! 
 
 
チェンナイからザンビアへは、チェンナイ→ドバイ(4時間のフライト)、ドバイ→ルサカ(7時間)、ルサカ→リビングストン(1時間)と飛行機を3回乗り継ぎ、フライトだけで正味12時間、待ち時間等を合わせるとドア・ツー・ドアで21時間もかかりました! 
 
チェンナイからドバイへの飛行機は午前3:30発。 たった4時間のフライトなので、寝ている間にドバイに着きました。 時刻は、インド時間の朝7時半。 次のフライトまでは3時間半もあります。 まずはゆっくりコーヒーを飲んで朝食をとり、子供達は公文の宿題も済ませてから、空港内を「観光」しました。 コーヒーショップや免税店が立ち並んでキラキラしていて、チェンナイから来た私たちにはドバイ空港が既に眩しかったです。   
 
空港のコーヒーショップで時間を持て余し、指相撲をすることにした姉弟。

 

姉の、ハンデを与えぬ容赦なき攻撃により、、、

 

秒殺!

 
ドバイからザンビアの首都、ルサカ行きの飛行機に乗ったのが、インド時間の11時。 安定飛行になるとすぐにランチが運ばれてきました。 今回の旅では初めてエミレーツ航空を利用したのですが、シートが楽で、機内食が美味しかったのが印象的でした。 
 
こちらは子供用のランチ(↓)

 

スナック系の小袋が色々入っていて見た目が楽しい上に、可愛い色のプラスチック製のフォーク、ナイフ、スプーンのセットの強度が高くてびっくりしました(↓) 

 

なんてクオリティーの高さ! 

 

こちらは大人用のランチ(↓)

普通にチェンナイのホテルで食べるのと同じくらい美味しくて感動。 

 

シートバックのタッチスクリーンも使い勝手が良くサクサク操作でき、選べる映画の本数も多い! エミレーツ航空、素晴らしいわ。 

 

7時間のフライトでしたが、あっという間に時間が経過し、、、

 

ルサカ到着!(↓)

炎天下、歩きます! チェンナイとは違い、乾燥した大陸の熱風!
ターミナルが遠いわ〜
 
ルサカはザンビアの首都なのに、空港が残念・・・
現在、中国からの融資を受け、新ターミナルを建設中の様です。

 

(↓)こちらがルサカ空港のロビー。 

 
コーヒーショップ・・・とかろうじて呼べるくらいの場所が僅かにあるだけで地味な印象ですが、チェンナイの空港より清潔で過ごしやすそうな感じ! 

 

空港のお手洗いで見かけた避妊具の山・・・ご自由にお持ち帰りください、という事の様です。 エイズ罹患者が多い国だということを改めて意識しました。 

 

 

ルサカ空港での乗り継ぎ待ち時間はたったの1時間半だったのですが、預けておいたスーツケースを一旦受け取り、再び国内線カウンターに預けてしまった後は本当に何もすることが無くて、時間を持て余してしまいました。 空港内はエアコンがあまり効いてなくて暑かったのですが、(↓)写真のVIP用待合室は扇風機付きのハイスペック!  

image

 

(↓)ルサカからリビングストンまでは、こんな小さい飛行機で移動。 雲が多かったせいもあるのか、何度か顔からサッと血の気が引く程揺れて、本当に怖かった! 同じく怖がる娘の手を握り、「大丈夫よ、飛行機は落ちない様に出来てるんだから。」と宥める私の手はきっと氷の様に冷たかったはず。 

 

このプロペラ、静止画で見ると益々頼りないわ・・・。 

 

空から見たザンビアの地形はフラットで、低木が疎らに生えていてどこまでも同じ景色。 ここで墜落して生き残ったとしても、絶対方向感覚を失って出られないよな〜なんて妄想しているうちに、、、

 

リビングストンの空港に到着! ターミナルまで、また歩きます。 雨が近づいてきているのか、蒸し暑かったわ。 

 

リビングストン空港の到着ロビーは閑散としていました。 ここもルサカ同様、とても清潔に保たれています! どこへ旅行に出かけても、インドの混沌とした様子と比較してはイラっとしてしまうのは、チェンナイ駐在者あるあるだと思います。 

 

空港を出たところで、ホテルからのお迎えの車が待っていてくれました。冷たいおしぼりと水が用意されていて、気持ちよかった〜! ドライバーさんからリビングストンの説明を受けながら、綺麗に舗装された真っ直ぐな道を、トゥクトゥクや家畜やバイクを避けることも無く、至ってスムーズな運転で進んで行きます。 ドライバーさんからは、ザンビア国内には72言語が存在する事、国の人口は1700万人で公用語が英語であること、その内20万人がリビングストンに住んでいること、北部では銅の採掘、中央は農業、南部は観光が盛んであることなど、興味深いお話を沢山聞かせてもらいました。   

 

途中、民芸品を販売しているマーケットの横を通り過ぎました。 

 

(↓)可愛いクラフト製品に、思わず写真を撮ってしまいました。 

滞在中に、ここ行きた〜い!

 
クラクションの音は皆無。 交通ルールに皆んなが従う、静かで平和な交通事情。
これだけのことなのに、本当に心が休まる気がします。 
 
どこまでも直線!  
この辺りは良く野生動物が横断するので、気をつけて走行します。
 
空港から25分でホテルに到着!
 
コロニアルな雰囲気の建物を入ったところにレセプションがあります。 
 
レセプションの奥には庭のプール、その向こうにはザンベジ川が見えています! 
長旅の疲れを一瞬にして忘れてしまうほど美しい景色です。 時々、野生のカバが鳴く声まで聞こえてきて、動物好きの私にはもう、、、感無量! 
 
(↓)ホテル内で飼育しているというシマウマ・ファミリー! 
広大な敷地内で放し飼いにされているそうですが、ほぼ野生なので近寄らない様にとスタッフの方から注意を受けました。 景色だけで既に感動しているのに、野生のシマウマまで?! 泣いてまうやろ〜! 
 
でもこの後、滞在中は毎日あちこちで見かけていたのでシマウマ慣れしてしまい、チェックアウトする頃にはカメラを向けることもなくなっていました。 今思い出すと、勿体無い!
 
ホテルの川岸に設けられたテラスに出てみると、川の左手にはビクトリアの滝の水しぶきが見えていました! そして川の中には所々、カバの群れも!! こんな「非日常」の景色がここでは「日常」なのね。 いきなりの大自然と野生動物との遭遇に家族全員大感動!

(↓)ホテルのインテリアも素敵で、壁にはこんなネイティブ・トライブのオブジェが無造作に飾られていました。
 
(↓)ギフトショップは、この日は丁度閉店してしまったところでしたが、なんだか良いお土産が買えそうな素敵な雰囲気! 
 
(↓)ショーウィンドウのこれはテーブルクロスかしら? ヘタウマな動物画がツボ!
 
(↓)バーカウンターがあるラウンジに移動して、チェックインの手続きを済ませます。
 
パパの手続きを待つ間、ぺったんこになったシマウマを「かわいそう😢」と、息子。
 
雨が降ると吹きさらしになってしまいそうな場所にも、こんな立派な木彫りのチェストがさりげなく置いてありました。  蟻、象、牛、それと亀かな? いろんな動物のレリーフが可愛い❤︎
 
敷地の奥の方に、野生のアンテロープ発見!
 
チェックインの後は、日も暮れ始めたのでラウンジで軽食を済ませ、早めにお部屋で休むことにしました。
 
注文したのはシーザーサラダと、、、、
 
串焼きセット
 
ステーキサンドイッチ
 
ルッコラのサラダ! 
ビーフはインドほどではないけど、固かったわ。 野生種だったのかしら・・・。 
 
食後にお部屋に案内してもらいました。 四人一緒にステイできる広さのお部屋がないらしく、コネクテッド・ダブルを二部屋用意してくれました。ここは男子と女子で分かれることに。 
 
そんなに広いお部屋ではないのですが、チェストにラウンジチェアとオットマン、ライティングデスクもあり、とても使いやすいスペースでした。 
 
ずっと同じ部屋に滞在するので、疲れていても先ずは洋服をクローゼットとチェストに収めました。 こうしておくと後がとっても楽!
 
清潔で使いやすそうなバスルーム
 
バスタブが付いているのが嬉しい❤︎
 
こちらはシャワールーム。 水圧も十分強く、お湯が止まっちゃう前に早く髪を洗ってしまわなきゃ・・・という焦りが不要で、快適。
 
お風呂に浸かっても大丈夫かどうか、持参した水質検査機でチェック。
 
60ppm!  私たちのインドの家の水道水は普通に500くらいあるのに、それからすると信じられないくらい綺麗な水! 
 
お風呂から上がってベッドに入ると、娘も私もあっという間に眠りに落ちたのは言うまでもありません。 
 
旅行記、2日目に続きます。


 

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