先日、ケララ州のアーユルヴェーダ 医院に滞在してきました。 滞在中は、初日のお医者様の診断に基づいた食事と午前・午後2回のアーユルヴェーダ の施術が提供され、心と体が内側からも外側からも癒される感じがしました。
滞在中はお医者様の自宅で栽培された有機野菜を使ったアーユルヴェーダ食が提供されるのですが、毎回食事と一緒にテーブルに置かれていたピンク色のお湯が気に入ったので、お土産に沢山買って帰りました。
ピンク色の正体は、パティムガム(蘇芳)というマメ科の低木の幹や根を削ったもの。 少量をお湯で煮出して飲むだけで、消化促進、血液浄化、抗アレルギー、抗菌、抗酸化作用など、様々な健康効果があると言われています。
自宅に戻り、早速作ってみました!
材料は、グリーン・カルダモンとパティムガムを削ったもの。
1Lの沸騰したお湯に、カルダモン2個と、パティムガムをほんのひとつまみだけ入れると、すぐにお湯が綺麗なピンク色に染まります! 見ていた子供達が大喜びで歓声をあげたほど(笑)
1〜2分で、こんな綺麗な濃いピンク色のお湯になりました。
アーユルヴェーダ 医院ではほんのり桜色くらいのお湯だったので、ちょっと入れすぎたかも。
とっても綺麗で、テンション上がります!
珍しさも手伝って、1Lのピンクウォーターは直ぐに無くなってしまうほどの大盛況でした。 子供達が「学校に持って行きたいから水筒にいれて!」とまで言いだす始末。
ちなみに味は殆どなく、お湯にカルダモンで香りを足している程度。 癖もなく、白湯やお茶と同じ感覚でいただけます。 飲みきれなかったお湯は捨てずに取っておき洗顔に使うと、抗菌作用のおかげでニキビ予防にもなるそうです。
アーユルヴェーダ 医院に滞在中はカフェイン禁止なのですが、2日目にはこっそり抜け出して外でコーヒーを飲んだ上に、粉のコーヒーを買って戻り食堂でもらったお湯でコーヒーを作って飲む・・という自らの横行ぶりを反省し、しばらくはコーヒーを減らして代わりにピンクウォーターを飲んでみようかなと思っています。