ドライブ旅行3日目は、サウスダコタ州スーフォールズを出発し、バッドランズ国立公園に向かいます。 約4時間の予定が、工事のため通行規制が敷かれていて6時間もかかってしまいました。 夏季はどの州でも道路工事が多いので要注意です。
バッドランズ国立公園ではグランドキャニオンのミニチュア版のような地形をみることができます。 とても乾燥していて気温も高く、浸食された岩からは化石も発掘されるそうです。
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7500万年前に遠浅の海だった一帯が、プレートがぶつかり合いロッキー山脈ができた時代にこのあたりの海底も隆起して干上がり植物が根付き、それから何百万年もの間ここは森林地帯だったそうです。 今の姿からは想像もできません。 そして森林も、気温が下がり乾燥した気候に変化するとともにサバンナになり、そして現在のような草原地帯に姿を変えていったとのこと。
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この地域でヒトが存在したのは11,000年前から。 マンモスを追ってきたのが最初の人類で、それからかなり後になってバッファローを追う民族がこの地を訪れ、その後初めてアリカラ族という原住民がこの地に定住したとのこと。 18世紀半ばにはスペイン人から馬を使うことを習得したスー族がアリカラ族に取って代わりこの地域一帯に住み着きバイソン狩猟時代が100年続いた後、フランス人の毛皮商が訪れたのを皮切りに、鉱石や農場経営を目的とした白人が続々と現れて1890年には原住民は現在の居住区に押し込められ、馬がバイソンにとってかわり、草原は小麦畑に変わり、車が馬に置き換えられていったという歴史があるそうです。
咲いていた道端の花の生命力にちょっと感動してしまうくらい、本当に暑かった!
バッドランズ国立公園ではグランドキャニオンのミニチュア版のような地形をみることができます。 とても乾燥していて気温も高く、浸食された岩からは化石も発掘されるそうです。


7500万年前に遠浅の海だった一帯が、プレートがぶつかり合いロッキー山脈ができた時代にこのあたりの海底も隆起して干上がり植物が根付き、それから何百万年もの間ここは森林地帯だったそうです。 今の姿からは想像もできません。 そして森林も、気温が下がり乾燥した気候に変化するとともにサバンナになり、そして現在のような草原地帯に姿を変えていったとのこと。

この地域でヒトが存在したのは11,000年前から。 マンモスを追ってきたのが最初の人類で、それからかなり後になってバッファローを追う民族がこの地を訪れ、その後初めてアリカラ族という原住民がこの地に定住したとのこと。 18世紀半ばにはスペイン人から馬を使うことを習得したスー族がアリカラ族に取って代わりこの地域一帯に住み着きバイソン狩猟時代が100年続いた後、フランス人の毛皮商が訪れたのを皮切りに、鉱石や農場経営を目的とした白人が続々と現れて1890年には原住民は現在の居住区に押し込められ、馬がバイソンにとってかわり、草原は小麦畑に変わり、車が馬に置き換えられていったという歴史があるそうです。
咲いていた道端の花の生命力にちょっと感動してしまうくらい、本当に暑かった!
地形の写真を撮るのに一番良いのは夕暮れ時や朝日が差し込む時間なのだそうです。
(↓)この写真は晴天の昼間に撮影したので色がとんでしまってますが、実際はもっと地層がはっきり見えて感動的です。 原始的な地形に想像がふくらみます。 運が良ければ、プロングホーン、バッファロー、ビッグホーンシープも見られるそうです。 ガラガラヘビも居るらしいので、トレッキングをされる方は要注意ですね。
バッドランズ国立公園は、ノースユニットとサウスユニットに分かれています。 私たちが今回見たのはノースユニットの半分くらい、ピナクルス展望台から東の最端までのエリアです。 トレイルには下りず、ところどころ車を停めて写真を撮っただけでしたが十分楽しめました。 所要時間は2時間くらいだったかな。 もっと時間があったらプレーリードッグタウンがある西側も見たかったなぁ。
(↓)写真中央あたりに記念撮影している人たちが! 展望台意外の場所にはほとんどフェンスも設置されていないのですが、この辺りの地層は柔らかいそうなのであまり遊歩道からは出ない方が賢明かも。

やっぱりプレーリードッグ見たかったな~・・と思いつつバッドランドを後にしたのですが、立ち寄ったガソリンスタンドの庭に沢山居ました!!!
ピクニックテーブルが側にあったので、そこから30分くらいプレーリードッグウォッチングを楽しみました。 鳴きあってコミュニケーションをとっていたり、用心深く見張りしている姿がラブリーすぎでした。

バッドランズから、車で10分北上するとウォールドラッグストアに着きます。
ウォールドラッグストアについては全く知識がなかったのですが、なんと1931年にオープンしたそうです。 周りには何もない僻地だった当初、開業6年目に高速道路を行き交う車に「無料で冷たいお水を差し上げます」と宣伝したことがきっかけで大繁盛し、今や周囲はちょっとした町のようになっています。 何百マイルも先から既に高速沿いに個性的なデザインの看板が出ているので、行く気はなくても見続けている間に「寄ってみたいかも・・」と洗脳されてしまうような気がします。
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今はドラッグストアだけでなく、カフェ&レストラン、お土産物屋なども入っていて、この辺りではちょっとした名所的存在です。
ウォールドラッグストアについては全く知識がなかったのですが、なんと1931年にオープンしたそうです。 周りには何もない僻地だった当初、開業6年目に高速道路を行き交う車に「無料で冷たいお水を差し上げます」と宣伝したことがきっかけで大繁盛し、今や周囲はちょっとした町のようになっています。 何百マイルも先から既に高速沿いに個性的なデザインの看板が出ているので、行く気はなくても見続けている間に「寄ってみたいかも・・」と洗脳されてしまうような気がします。

今はドラッグストアだけでなく、カフェ&レストラン、お土産物屋なども入っていて、この辺りではちょっとした名所的存在です。
レストランの中で遅めの昼食をいただくことにしました。

かなり混み合っていましたが、店員さんも慣れっこの様子で手際よくメニューを配り、注文の仕方など教えてくれました。

カフェテリア方式になっていて、実際にお料理を見ながら注文していくこともできますし、右側のレジでメニューを伝えてトレーに乗せられた食事が出てくるのを待つ事も可能です。

ウォールドラッグは、開業当時からコーヒーのお値段を1杯5セントに据え置いていることでも有名みたいです。 コーヒーは、酸味はないけど苦味もないという、薄~いアメリカンコーヒーでした。 食事の際、お茶代わりに飲むには良いかもしれません。
子供達にはキッズメニューから、チキンフィンガーとホットドッグを。
(↓)ローストビーフディナーが一番人気の様で、周りはほとんど同じものを注文していました。 ダンナの感想は、可もなく不可もなく見た目通りの味で、お腹は一杯になる・・との事でした。
食後は、隣接のドラッグストアにも行ってみました。 お薬よりも、壁の剥製が気になります。
食後はウォールドラッグストアから1時間ほど西に走ったところにある、キーストーンという町に向かいました。 ここから翌日の目的地、マウントラシュモアまでは車で10分の距離。 この日は無理せず、キーストーンで一泊しました。
バイクが多いのは、この週末に100万台のバイクが集まるイベントがスタージスという町で行われる為。 高速道路も観光地も、バイクだらけでした。 宿泊したホテルの駐車場は100台以上のバイクで埋め尽くされていました。
キーストーンホリデイ・インのロビー。 ここにも剥製が沢山!
個人旅行なので時間は比較的自由になるかと思っていたのですが、ホテルを予約してしまうとそれに縛られてしまいますね。 結構駆け足の1日でした。 翌日はマウント・ラシュモアに向かいます。