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Channel: ★チェンナイ駐在記★
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初買い出し旅行@バンコク

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チェンナイに引越してきて、丸々1年が経過しました。
住居問題、水や空気の問題、メイドさんの問題など、この1年間色々な問題に頭を悩ませてきましたが、食べ慣れた食材の入手が非常に困難な事もチェンナイ駐在者共通の悩みの一つだと思います。 牛肉・豚肉は現地の限られた肉屋で調達はできますが、衛生面の懸念に加え、臭みがあったり硬かったりで美味しく食べられない事も多く、欧州からの輸入豚肉は脂身が多い上に高額。 鶏肉は現地の人々にとっても日常的な食材なのでどこでも入手はできますが、店先でケージに入れられた鶏の状態を見るとなんとなく鶏肉も安全ではないような気がしてきます。 チェンナイは海に面しているのでシーフードは豊富にあるのではと期待していたものの、工業・家庭排水による汚染や、昨年の重油流出事故の影響が懸念される為、日系企業では近海の魚介類は食べないようにとの通達があったとか。 こういう土地柄なので、近隣諸国に食材を調達しに出かける外国人駐在家族が多いのにも納得できます。
 
私たちはこれまで買い出しの為に海外に出かけた経験が無く、なんとなく地元の食材のみで過ごしてきたのですが、夏の一時帰国の際に日本から持ち帰った食材のおかげで家族の胃袋も心もとても潤った経験から、今回子供達の学校の秋休みを利用してバンコクに初買い出しに行ってみることにしました。
 
事前にネットでチェンナイ日本人会の「近隣諸国での買い出し」のページを熟読し、インド及びタイ駐在者の方のブログを読み、チェンナイ在住の日本人の友人からもアドバイスを貰い、出発前に購入を検討しているお店に直接メールやラインで連絡をとった上で、今回は主に誠屋で海産物、伊勢丹5階のスーパーで肉類を購入することに決めました。 
 
先ずは誠屋さんから。
お店は、BTSトンロー駅から徒歩3分。 スクンビット沿いなのですぐに見つけることができました。
 

業務用スーパーなので、大型のパッケージに入った調味料や、冷凍の海産物がメインです。

 

 

空港で預ける際に一つ30キロの制限がある事を伝えると、タイ人スタッフの方が発泡スチロールの箱を秤の上に乗せて重さを量りながらお買い物を手伝ってくれました。 今回私たちはスリランカ経由で、バンコクの空港からインドの自宅まで11時間半の道のりだったので、ドライアイスは2キロ入れて頂きました。 食材総重量27キロを目安に、ハマチのカマ、玄海サバ、あさり、ハマグリ、おでん用の練り物、冷凍餃子、粗挽きソーセージ、たい焼き、わらび餅などを思う存分購入! お会計をすませたら、あとは空港での受け取り日時を指定して、手ぶらでお店を後にすることができるのでとても楽でした。

 

 

 

伊勢丹の写真がないのですが、基本的には誠屋さんと同じプロセスです。 事前に注文書に記入しておくと、後は来店して会計を済ませるだけで楽なのだそうですが、私たちはお店にスーツケースを持参し、伊勢丹スーパーで購入した発泡スチロールの箱と合わせて、2つ合計で約60キロの食材を購入しました。 こちらも誠屋と同じ日時に空港で受け取ることにしました。 
 
そしてインドへの帰国当日。 
受け取り指定場所はどちらのお店も出国ロビー、4番ゲートの内側です。 指定の11時に到着すると、伊勢丹の方は既に到着しており、誠屋の配送担当の方は少し迷ったらしく10分後に指定場所に現れました。待ち合わせ場所に丁度荷物のラッピングサービスのカウンターがあったので、預ける荷物はラッピングしてもらうことにしました。 その方が空港職員による盗難のリスクが減り、保冷性能も少し良くなるかもしれないし、もしもチェンナイの空港で要チェックを意味する「C」とマジックで書かれた場合に対処しやすいと考えたからです。 ラッピングサービスは一つ150バーツ、約450円でした。 

 

 

 

(↓)今回の我が家の荷物は全部でこれだけ! スーツケース1つと段ボールの箱2つには食料品、もう一つのスーツケースには家族4人分の洋服や靴、機内持ち込み用の小さなケース4つにはパンや衣類など、軽いものを詰め込みました。 一瞬、こんなことまでして持ち帰る必要があるのか!?と思ってしまう量ですが、結果的には持って帰ってよかったと思っています!

 

 

荷物を預ける際、ドライアイスは荷物一つにつき2.5キロまでなら問題ないそうです。 ドライアイスが2キロ入っている事を伝えるとこんなタグをつけられ、Oversize Luggageで検査を受けるように言われました。 言われた通り持って行きましたが、爆発物などではないことが分かるとすんなり通してくれました。 

 

 

チェンナイの空港では荷物を開けられることも無く、問題なくスムーズに自宅まで荷物を持ち帰ることができました。

旅の疲れは残っていても、冷凍品だけは素早く冷凍庫に移す作業が待っています!

 

先ず、伊勢丹に持ち込んだスーツケースの方から開梱。食品カテゴリーごとに、綺麗に無駄なく収納してくださっていました。ドライアイスもまだ残っていて、食材はカチコチのままでした。 

 

 
発泡スチロールの方も同様に、素晴らしいパッキング! 

 

軽いものは上に、重いものや汁が出る可能性があるものは下の方に収納してあります。 更に、こんにゃくなどは、プラスチック包装の鋭利な角で謝って穴が開いたりすることがない様、ボール紙に包んでありました。 

 
誠屋さんの発泡スチロールも同様に、無駄なく綺麗に梱包されていて感動しましたよ! 

顧客が購入した商品を大切に扱う気持ちが伝わってきます。 

 

スーツケース1つ、発泡スチロールの箱2つ分の食材で、この旅行の為に購入した容量250Lの冷凍庫が一杯になりました! 

 

バンコクのホテルを出発する直前に、ホテル前のセブンイレブンで駆け込み購入していた肉まん(↓) 

ダメ元で機内持ち込み用のバッグに入れて持ち帰ったのですが、チェンナイで食べると3倍以上の価値があるような気がします! 

 


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