週明けの月曜日、朝から全く食欲がなく、夜になってもお腹が空かないので変だな・・と思いつつ子供達と一緒に早めに就寝しました。 ところが夜中に寒気と気分の悪さで目が覚め、その後は夜が明けてもベッドに戻れない程の嘔吐&下痢に襲われました。 浴室に籠城すること丸1日。病院に行きたい気持ちはあれどバスルームから離れることもできず、なんとか病院に行けるようになったのは症状が始まってから1日半も後の事でした。
最近蚊が多くなってきたのでデングにかかったに違いない!と、この時はまだ思っていました。 駐在家族御用達のアポロホスピタルに診察予約を入れ、まるで一本のホースのようになってしまった体を引きずるようにして車に乗り込み、病院の待合室で幽体離脱状態になっていると、すぐ横に先週末にランチを一緒に楽しんだお友達が青い顔をしてやってきました。 聞けば日曜日のランチ以降、ご主人に続いて彼女も胃痛が継続している為、来院したのだとか。 ここでようやく、あの時ホテルで一緒に食事した時にいただいた生牡蠣が原因に違いない!と思うに至りました。 デングだと思っていたので危うく安心しかけたのですが、症状はかなり辛い!
先生の診察の結果、案の定、生牡蠣が原因の食中毒であろうという診断がつき、2日目にしては症状が重いのでそのまま入院する事になりました。 水を飲んでも体に溜めておける状態であれば入院は免れたと思うのですが、この時点ではすぐに点滴で水分補給することが必要で帰宅は許可できないと言われてしまいました。
待合室から車椅子に乗せられて即時病室へと移動。 すぐに点滴が始まりました。 歩くのも辛い状態で来院したのに、一袋目の点滴が終わる頃には食欲が復活するくらい元気になっていました! 点滴って効くのね〜! 意識は朦朧としていても、点滴の袋に大塚製薬と書いてあったのは見逃さなかったわ。 (日本のものならどんどん体に入れてください!)という感じでした。
元気になって歩き回れるようになり、暇なので病室の写真を撮ってみました。 入院する部屋は個室を希望したところ、この日はデラックスルーム(1泊9,300ルピー)に空きがなく、本来なら14,400ルピーのスーパーデラックスルームに、デラックス価格で泊まれる入院できる事になったのです。
こちらがスーパーデラックスルームのリビング(↓)
夕食の時間。 食欲も復活したので、勿論いただく事にしました!
西洋メニューとインドメニューがあり、西洋の方は脂っぽいものが多そうだったのでインドを選択。 現場のお弁当みたいな6段のインド料理のタリー(定食)が運ばれて来ましたよ! 入院の理由は食中毒でしかも初日なのに、こんなに食べて大丈夫なの!?
とりあえず、スープ系のものだけいただきました。 味はかなり薄めで正直美味しくはないけど、一応入院食だからこんなものなんだろうな・・・と思いつつ。
お腹に良いからと、ラッシーも持ってきてくれました。
カレーの後のチャイは美味しい!
病室の窓から見た外はこんな感じ(↓)
こういうものが無造作に病室の引き出しに大量に入れられていたり、バスルームなど日本の病院に比べると衛生的に不安が残る事に加え、気になったのはスタッフの出入り! ノックすることもなく勝手にドアを開けて、昼夜関係なくご挨拶にやって来られるのです。 バイタルチェックや点滴の交換ならまだ分かるのですが、「交代の時間なので私は帰ります。 おやすみなさい。」(@深夜)、「交代の時間なのでこれから朝まで私が担当します。」(@深夜)、「入院体験は快適ですか?」(@深夜過ぎ!)・・・など。 この他にも、ただの「元気?大丈夫?」的な軽い訪問(これも深夜!!)も何度かあり、極めつけは夜中の2時にふと気がつくと男性スタッフらしき人が部屋の入り口に立っていて、驚いた私が「Who is that!?」とガバッとお布団を跳ね除けて大声を出したら「Oh, sorry!」と立ち去って行ったこと。 すぐにナースコールで報告したけど、あれは誰だったのか等、フォローはありませんでした。
すっかり元気にはなったけど、寝不足で迎えた入院2日目の朝。
朝食はドーサとサンバル!
午前中のドクタービジットで、本来ならあと2日は入院して点滴を受けてほしいと言われたのですが、もうすっかり元気になったので自宅で投薬で大丈夫と逆にお医者様を説得し、お家に帰してもらえる事になりました。